「副業でWebライターを始めたけど全然時間が足りないよー!」
そんな人は、ブログも始めちゃうのがおすすめです。
「え?そんなことしたらもっと時間なくなるんじゃない?」
こんな風に考えてしまうけど、実は時間の節約になります。
本記事では、Webライターの仕事内容とWebライターがブログを始めるメリット・デメリットについて解説しています。
在宅で収入を得たいけど、時間も節約したい人におすすめの記事なので参考にしてください。
そもそもWebライターって何してるの?
Webライターは、ただ文章を書くだけだと思っていませんか?
Webライターの作業工程は、最低でも以下の3ステップが必要です。
- 案件・仕事を探す
- 執筆する内容のリサーチ
- 執筆作業
この工程の中でも、ブログを始めることによる「案件・仕事探し」のメリット・デメリットを解説していきます。
書く以外にも作業工程があるよ!
案件・仕事を探す方法
Webライターは会社員ではないので、待っているだけで仕事は降ってきません。
フリーランスに近い働き方になり、積極的に仕事を探していく必要があります。
主な仕事の探し方は、以下の通りです。
- 友人・知人から紹介してもらう
- クラウドソーシングサイトで探す
- SNSなどで直接営業する
一度仕事をしたクライアントから継続依頼をもらうまでは、上記のような営業活動で地道に案件を探します。
しかし、Webライターを始めたばかりではアピールできる実績がないため、なかなか案件を獲得できません。
そこで、ブログの出番がやってきます。
僕もブログを始めていなければ案件獲得できなかったかも・・・
Webライターがブログを始めるメリット4選
ブログが「案件・仕事探し」に役立つメリットは、以下の通りです。
案件を獲得していなくても書くことができる
Webライターとして記事を書くには、最初に案件・仕事を獲得しなければなりません。
案件・仕事探しがうまくいくまでは書くことができないので成長が遅れてしまいます。
しかし、ブログは案件を獲得していなくても自由に書くことができます。
最近購入したおすすめの商品を紹介するもよし、ハマっているドラマの感想を書くもよしです。
もしもあなたがWordPressブログで書いていれば、WordPress入稿の作業も引き受けることができるので仕事の幅が広がります。
読者に読んでもらえる文章の練習をして、スキルを高めておきましょう。
ポートフォリオになる
実は、案件募集の条件・内容に、「ポートフォリオを見せてください」という条件があることが多いです。
ポートフォリオとは、あなたが書いた記事や実績をまとめた作品集のようなものです。
しかし、今まで案件を受注したことのない初心者ライターは、クライアントに見せられる記事や実績がありません。
そんな時でも、自分が書いているブログがあれば、堂々と提出してクライアントに自分の持っている文章力をアピールすることができます。
案件を募集するクライアントも、応募者がどのような人なのか全くわからないと依頼することに躊躇してしまいます。
- 基本的なライティングスキルはあるのか
- 誤字・脱字はないか
- 論理的な文章をかけているか
最低でもこれぐらいの要素は確認して仕事を頼みたいですよね?
ブログをポートフォリオとして提出するだけで、案件を獲得できる可能性が大きく上がりますので、案件を探す時間を短縮できます。
ブログを書いてから案件に応募したら3件目で受注できたよ!!
ブログから仕事につながることがある
ブログを地道に続けていると、コメント欄や問い合わせから執筆依頼が来ることがあります。
案件を探すこともなく受注できる可能性があるので、この場合も案件を探す時間の短縮につながります。
また、クラウドソーシングサイトを介さない取引になるので、手数料を取られず、手取り収入が増えます。
どうしてもあなたに書いてほしい場合、高額報酬も狙えるでしょう。
例えば月収5万円を目指していた場合、今までのあなたの文字単価が1円だったら「1円×50,000文字」必要でした。
もしも文字単価が2円になれば「2円×25,000文字」で済むので半分の労働時間にすることができます。
注意点として、クラウドソーシングサイトのような仮払いシステムがないので、信用できるクライアントなのか見極める必要があります。
インスタグラマーからの需要がある
最近はやりのインスタグラム。
インスタグラムでの情報発信で稼いでいる方が、ものすごく増えています。
知り合いのインスタグラマーから話を聞くと「インスタグラムは、バズった投稿は一気に見られて拡散されるけどすぐに見られなくなってしまう。」という悩みがあるそうです。
そのため、需要があれば検索からの流入が継続的に見込めるブログも並行して始めたい方が大勢います。
「インスタグラムの発信に忙しくて、ブログを書く時間が取れないんだけど、代わりに書いてくれない?」
実際、僕も上記のような依頼を受けることがあります。
インスタグラマーから依頼の場合、既存のインスタグラムの投稿を元にブログに書き直すこと一般的です。
リサーチや記事構成の時間が短縮できます。
ブログも始めたいインスタグラマーは稼いでいることが多いので、高単価で受注できる可能性も高まります。
その分、しっかり価値を提供しましょう。
Webライターがブログを始めるデメリット3選
ここまでブログのメリットを書いてきましたが、デメリットが全くないわけではありません。
ブログを始める費用がかかる
WordPressブログを立ち上げるには費用がかかります。
具体的には、以下の費用です。
- ドメインの取得
- レンタルサーバーの契約
- テーマの購入費用
それぞれ説明していきます。
ドメインの取得
ドメインとは、ブログのURLのことで、ブログを立ち上げる際にどのようなURLにするか決めることになります。
今までに使われていない任意の文字列と.comや.jpなどの組み合わせで決まります。
このブログのドメインは「kyou-no-writing.com」です。
「kyou-no-blog.com」は、誰かが使っているみたいで取れませんでした。
レンタルサーバーの契約
そもそもレンタルサーバーとは、自分のブログやサイトを管理するサーバーをレンタルするために必要なものです。
レンタルサーバーにブログやサイトの情報を保管しないと、一般のユーザーに公開できないので契約は必須です。
テーマの購入費用
テーマとは、ブログやサイトの着せ替え機能のようなものです。
テーマを購入するだけでプロが作ったようなかっこいい見た目のサイトを作り上げることができます。
無料のテーマもあるので、どうしても費用を抑えたい方は無料から始めてもいいですが、有料のテーマで始めた方が結果的に早く収益化できます。
カスタマイズも簡単で時間をかけずに理想に近いブログを実現できるでしょう。
ブログの見た目は、クライアントからの信用にかかわるので手っ取り早く作ってしまいましょう。
ちなみにこのブログは「SWELL」というテーマを使っています。
- ドメイン取得 0円から1,000円程度
- レンタルサーバー 月額1,000円程度
- テーマ 10,000円から30,000円
おおむね上記の費用がかかってきます。
私の場合は、以下の費用がかかりました。
ドメイン取得 | レンタルサーバーの契約 | テーマの購入費用 |
0円 | 月額約1,000円 | 17,600円 |
「ConoHa WING」で契約し、「WINGパック」プランでドメイン2つ無料 | SWELL購入代金 |
ブログは書けば書くほど自分を売り込んでくれる営業マンになります。
初期投資を全くしたくない人に無理強いはしませんが、決して高い投資ではありません。
積極的にチャレンジしてみましょう。
ブログに時間をかけすぎてしまう可能性がある
ブログは、書こうと思えばいくらでも書けるし、凝ろうと思えばいくらでもデザインに時間をかけることができます。
しかし、今の目的はWebライターとして仕事を獲得することですので、ブログに時間をかけすぎるのは本末転倒です。
3~10記事くらい書けたら、案件獲得に向けての営業活動にシフトしていきましょう。
ブログ自体を資産として、アフィリエイトやPR案件で報酬を稼ぐ目的の場合は、1年近くの時間を覚悟する必要があります。
すぐに収入が必要な場合、Webライターで稼ぎながら進めていくのが効率的です。
目的と手段を間違えないようにしましょう。
記事の質が悪いと逆効果
ブログを書いてポートフォリオにしようとは言ったものの、書けばなんでもいいわけではありません。
特定の誰かや商品を批判する記事だったり、汚い言葉遣いをしていたり、自分自身の評価を下げてしまうような記事は逆効果です。
クライアントに見ていただくための記事だということを、しっかり理解した上で執筆しましょう。
自分の書きたいジャンルがある場合、その知識や経験をしっかりアピールできる特化型の記事を書くと効果的です。
まとめ
一見、執筆量ももらえないのにブログも始めるなんて無駄だと思いがちですが、ブログには時間の節約につながる大変多くのメリットがあります。
一方、デメリットとして初期費用が必要です。運営方法によっては時間をかけすぎてしまう可能性もあります。
自分の目的に合わせて、適切にブログを使いましょう。
ブログという自分の武器を増やし、安定した案件獲得を目指しましょう。
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